賢者様がきた時の話

2024年02月10日

大いなる厄災でふぁうすとが死にかけた時ずっとアストラはそばにいて死のうしてるファウストにお願いおいていかないでって泣いて縋ってた

ファウストももう死にそうで、どうか僕を忘れてなんていったりしたけど結局賢者がきて生きた。

アストラがまたこんな思いするくらいなら先にに死にたいって思って、自殺未遂しちゃう。

自分ばっかりおいてかれるのはもう嫌で、心も耐えきれなくって

どうやって死のうか、色々考えてシャイロックのバーでフィガロと飲んでる時にふとこぼしちゃう

「死のうとおもってて」

「え?」

「ファウストが死ぬところを見たくない」

「そんなことしたらファウストは一生引きずるだろ」

「いいですよ引きずれば。わたしがどんな気で2回も死にそうなファウスト見たか知ればいいんだ」

「本当に死ぬつもりなのかい」

「うん、死ぬなら凍死がいいから北の湖で星空見ながら死にたい」

「それはまたロマンチックだ」

「でしょ?石になって湖の底に沈むの。」

「それはあれかい?君たちが僕に魔法教えてくれってきたあの場所の近くの湖?」

「ああ確かに、あそこいいかも」

「今から行ってくる。これ遺言、ファウストに渡しておいて」

「え、本気?」

「革命のときはお世話になりました。私、フィガロに魔法教わってる時間嫌いじゃなかったですよ。それじゃあ、お元気で。先にあの世で待ってます」

「あ、ああ。僕も君に魔法教えるのは嫌いじゃなかったよ。」

「ファウストによろしくいっといてください」

「わかったよ。さよならどうか安らかにねむってね」

「ふふ、ありがとうございます。さようなら」

ーー

ファウストの部屋いくフィガロ

「ファウスト、でてきて。急ぎだ」

「なぜだ。行かない」

「アストラが死んでもいいのか」

「は?」

「遺言、預かってる」

「はあ?」

「お、出てきた」

「アストラが死ぬって、なんで」

「いま俺らが出会ったあの場所の近くの湖向かってるから今行けば間に合う。理由は遺言に書いてあるから急げよ」

「あ、ああ。わかった」

ーー

あすとらの思考

ファウストの思考

ーー

アストラは力無く湖に浮いていた

あわてて湖に入りアストラを抱き上げる

まだ弱くはあるが息はしているようだった。

湖をあがりいそいで魔法をかけて体を温め魔法舎に帰る。

「フィガロ、頼む」

って言ってアストラフィガロに頼んでずっとそばにいる

ひととおり治療終えてフィガロが出ていった後アストラのそばで蝋燭の火を頼りに遺言読む

「私じゃファウストの心を癒せなかった。ファウストが死ぬところを見るくらいなら私が死にたい。こんな重い女なんてファウストの隣に似合わない。ごめんね。ファウスト大好きです。」


メモ

ファウストが起きてからアストラにかけた言葉

なんか僕は死んで当然とか

また生き残ってしまったみたいな

あすとらはそれ聞いてそっか、生きていてくれて嬉しいよ

とはいうけどもう泣きそうで、でも無理やり笑顔を見せてるけど苦しんでる

私じゃ前をむかせることができなかった

こんな私が隣にいたって

みたいな思考

フィガロもレノックスもいて、新しくヒースクリフ、ネロ、しのっていう慕ってくれる生徒もいて。ファウストをこの世にとどめたのは賢者様だし、わたしは死にゆくファウストに何もできなくて400年も一緒にいたのに、心の傷を和らげてあげることもできなくて。

ああ、潮時かなって思うのと同時にこうやってしねば一生ファウストに覚えていてもらえるかもしれないっていう考えもある。

私の妄想の煮凝り
楽しいよ
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